バシディ・コネ/マリ共和国

■Bassidi Koné(バシディ・コネ)

バラフォン奏者・パーカッショニスト・語り部/マリ

西アフリカ・マリ共和国出身。Bwa民族のグリオ(伝承音楽家)の家系に生まれ、幼い頃から父や祖父のもとでバラフォンを学び、代々受け継がれてきた村の歌やリズムとともに育ちました。現在は、バラフォンをはじめ、ジェンベなど西アフリカの打楽器を自在に操る演奏家として国際的に活動しています。

バシディの演奏の大きな魅力は、圧倒的なスピードと正確さ、そしてバラフォンを“歌わせる”ような豊かな旋律と即興性。マリの伝統を深く受け継ぎながら、アフロジャズ、ラテン、レゲエ、クラシック、現代音楽など、ジャンルを越えた音楽家との共演にも取り組んできました。

2016年にはアメリカのPercussive Arts Society International Convention(PASIC)でジェンベとバラフォンのソロ演奏を披露し、スタンディングオベーションを受けました。2022年には米国務省の国際音楽交流プログラムOneBeatのフェローとしてマリを代表。2025年にはWOMADelaideにThe Mandé Spiritのメンバーとして出演するなど、世界の舞台でマリの音楽文化を伝え続けています。

Eちゃん
Eちゃん

バシディは、マリのBwa(ブワ)民族に受け継がれてきた音楽の中で育った音楽家なんだよ。
そして、その伝統を受け継ぐだけでなく、世界の舞台でも高く評価されているんだ。
PASICは世界中の打楽器奏者が集まる大きな国際大会、OneBeatはアメリカ国務省が支援する国際音楽交流プログラム。さらにWOMADelaideのような世界的な音楽フェスティバルにも出演しているんだよ!

父から受け継いだバラフォン

バシディは幼い頃から、父や祖父のもとでバラフォンや伝統的な打楽器を学び、村に伝わる歌やリズムとともに育ちました。

バラフォンは、単に音を奏でるための楽器ではなく、地域の祭りや儀式、人々の暮らしの中で演奏され、世代から世代へと音楽や文化を伝えてきた大切な存在です。

バシディは、そうして受け継いだ伝統を土台にしながら、卓越した技術と即興性を磨き、現在では世界各地のステージで演奏するバラフォン奏者となりました。

アキブアちゃん
アキブアちゃん

ところで、バラフォンってどんな楽器か知ってる? 木の鍵盤の下に、ひょうたんがずらっと並んでいるんだよ。見た目は木琴に似ているけれど、響きはとっても個性的!

バラフォンとは?

バラフォンは、西アフリカに古くから伝わる木製の打楽器です。
見た目は木琴やマリンバに似ていますが、木の鍵盤の下には、音を響かせるための**ひょうたん(カラバッシュ)**が一つひとつ取り付けられています。ひょうたんが共鳴器の役割をすることで、バラフォン独特の豊かな響きが生まれます。

演奏するときは、両手にマレット(ばち)を持ち、木の鍵盤を叩いて旋律やリズムを奏でます。

軽やかで明るい音から、力強く躍動するリズムまで表現でき、旋律とリズムを同時に生み出せるのも大きな魅力です。

バシディの演奏では、そのバラフォンから高速のフレーズや複雑なリズム、即興の旋律が次々と生まれます。

木の鍵盤の下に並んでいるのは、全部ひょうたん!
このひょうたんが音を大きく豊かに響かせて、バラフォンならではの音を作っているんだよ。

バラフォンを演奏するバシディ・コネ。木の鍵盤の下に並ぶひょうたんが共鳴器となり、西アフリカならではのあたたかく豊かな響きを生み出します。

バシディの演奏の魅力

バシディの演奏の大きな魅力は、圧倒的なスピードと正確さ、そしてバラフォンを“歌わせる”ような豊かな旋律と即興性にあります。

速く叩くだけではなく、一音一音がはっきりと立ち上がり、リズムの力強さと旋律の美しさが同時に伝わってきます。
ときに繊細に、ときに爆発的に。バシディのバラフォンは、聴く人の身体と心を一気に引き込むようなエネルギーを持っています。

また、バラフォンだけでなく、ジェンベなどの打楽器にも通じているからこそ、リズムの土台を深く理解したうえで、旋律とグルーヴを自在に行き来できるのも、バシディならではの強みです。

アキブアちゃん
アキブアちゃん

バシディのバラフォンは、速いだけじゃないよ! リズムもメロディもあって、まるで楽器が歌っているみたいなんだ。

世界へ広がる活動

バシディは、マリの伝統音楽を受け継ぐだけでなく、その魅力を世界の舞台でも伝え続けてきました。

2016年には、アメリカで開催されたPercussive Arts Society International Convention(PASIC)で、ジェンベとバラフォンのソロ演奏を披露。
2022年には、米国務省の国際音楽交流プログラムOneBeat
のフェローとしてマリを代表しました。
さらに2025年には、WOMADelaideにThe Mandé Spiritのメンバーとして出演するなど、国際的な音楽シーンでも高く評価されています。

伝統に深く根ざしながらも、国やジャンルを越えて活動を広げていることも、バシディの大きな魅力のひとつです。

Eちゃん
Eちゃん

バシディは、マリの村に受け継がれてきた音楽を、世界の大きなステージでも届けているんだよ!

受け継ぎ、そして広げる音

バシディは、家族を中心としたグループBwazanを率いながら、伝統音楽の継承と発信に取り組んできました。
また、ソロアルバム**『Kaïra』**も発表し、バラフォンの魅力をより広く伝えています。

村の中で受け継がれてきた音を大切にしながら、それを現代の舞台へ、そして世界へとつないでいく。
バシディの音楽には、そんな力があります。

アキブアちゃん
アキブアちゃん

バシディのすごさは、写真だけじゃ伝わらないよ!バラフォンの速さと美しい旋律、そしてジェンベの力強い演奏を、ぜひ実際に聴いてみてね。

バシディのバラフォン・ソロ。高速のフレーズとリズム、歌うような旋律を一人で自在に生み出します。

世界の打楽器奏者が集まる舞台で

PASIC16 Performance

2016年、アメリカのPercussive Arts Society International Conventionで行われた演奏です。公式プロフィールでも、ジェンベとバラフォンのソロ演奏として実績に掲載されています。

世界中の打楽器奏者が集まるPASICで披露した演奏。バシディの高度な演奏技術と圧倒的なエネルギーを感じられる映像です。

バラフォンだけでなく、ジェンベでも卓越した演奏を聴かせるバシディ。力強いリズムと鋭いソロプレイも大きな魅力です。

■レコーディング歴

バシディ・コネは、Bwazanとして3枚のアルバムを発表し、2022年には初のソロアルバム『Kaïra』を発表しています。
マリ音楽の豊かな伝統を守り、広めることへの生涯にわたる
献身が反映されている。

『Djembekan』/2008年 — Bwazan
『Badenya Foli』/2011年 — Bwazan
『Denbagnuma』/2017年 — Bwazan
『Kaïra』/2022年 — バシディ初のソロアルバム

これらの作品は、バシディのマリ音楽伝統への深いルーツと、
ジェンベ、ドゥヌン、バラフォンをはじめとする伝統楽器の音を
世界中の観客と分かち合いたいという情熱を映し出している。
音楽を通じて、彼はマリの文化遺産を守りながら、そのリズムを
国際的な舞台へと届け続けている。

主な実績・経歴

バシディ・コネは、マリの伝統音楽を受け継ぐバラフォン奏者・パーカッショニストとして、世界各地で演奏、教育、文化交流活動を続けています。

  • 2005年
    家族を中心としたパーカッション&ダンスグループ Bwazan(ブワザン) を設立。現在もリーダーとして、Bwa民族の音楽文化の継承と発信に取り組んでいます。
  • 2013年|The Meander Project(オーストラリア)
    Multicultural Arts VictoriaとAustralian National Academy of Music(ANAM)の演奏家による異文化・異ジャンルの音楽プロジェクトに参加。
  • 2014年|Koné Express Australian Tour
    オーストラリア各地を巡るツアーを実施。
  • 2016年|PASIC16(アメリカ)
    世界的な打楽器団体Percussive Arts Societyの国際大会で、ジェンベとバラフォンのソロ演奏をそれぞれ披露し、スタンディングオベーションを受けました。
  • 2018年|Desert Song Festival(オーストラリア)
    Central Australian Aboriginal Women’s Choirとのコラボレーションに参加し、フィナーレ公演に出演。
  • 2019年|Splendour in the Grass(オーストラリア)
    オーストラリアの大型音楽フェスティバルにHighlifeとともに出演。
  • 2022年|OneBeat(アメリカ)
    国際音楽交流プログラムOneBeatのフェローとしてマリを代表。OneBeat公式でも、バラフォン奏者・パーカッショニストとして紹介されています。
  • 2022年|ABC Television『Spicks and Specks』出演
    オーストラリアのテレビ番組にも出演。
  • 2025年|WOMADelaide
    The Mandé Spiritのメンバーとして出演。WOMADelaide公式ではバシディを**「virtuoso drummer and balafonist(卓越したドラマー/バラフォン奏者)」**と紹介しています。

【主な出演フェスティバル・ワークショップ】
・Desert Song Festival(オーストラリア)
・Woodford Folk Festival(オーストラリア)
・Mama Africa Festival(イスラエル)
・FLEPフェスティバル(マリ・セグー)
・Djidadiフェスティバル(マリ・ブグニ)
・ジェンベ&バラフォンフェスティバル(マリ・バマコ)
・国際バラフォンフェスティバル(マリ)
・Boulot Art Festival(ブルキナファソ)
・国際パーカッションフェスティバル(セネガル・ルーガ)
・OneBeat国際コラボレーション(アメリカ)
・インディアナ・パーカッションフェスティバル(アメリカ)
・ワルシャワ・パーカッションフェスティバル(ポーランド)
・チェコでのワークショップ・マスタークラス
・クロアチアでのワークショップ
・インドネシア・バリでのワークショップ
・モンペリエ(フランス)でのフェスティバル出演
・Etna Afro Festival(イタリア・シチリア)

他の出演アーティスト

▶ Boubacar Gaye(ブバカル・ガイ)のプロフィール
▶ Amadou Suso(アマドゥ・スソ)のプロフィール

■公式リンク

・Bassidi Koné 公式サイト:プロフィール・経歴・作品・動画など、公式情報はこちら
・Instagram:プロフィール・経歴・作品・動画など、公式情報
・Facebook:公演情報や日々の活動を見る

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